永代経法要履歴
平成30年永代経法要 5.24 (木)
5月24日 午後1時半
多数のご参詣を頂き法要が始まりました。
式次第 伽陀 登高座 表白 阿弥陀経 正信偈同朋奉讃式
23日の大無量壽経、観無量寿経読誦と併せて、二日間で「浄土三部経」が勤まるのが当山の永代経法要次第です。
ご案内発送五月初旬 法要準備は21日に始まりました。
5.22 仏花荘厳 5.23 台所方下準備始動
5.23世話方お供物準備 5.23.午前 大無量寿経読誦
5.23.午後 観無量寿経読誦
5.24 お斎完成
豆ご飯、しのだ巻(さといも、絹さや添え)ゴマ豆腐、ほうれん草胡麻和え、紅白なます、漬物、フルーツ。昆布シイタケだし、揚げ、ネギ、豆腐の味噌汁。
9時台所方始動 10時 帳場も開きました。
お手伝いの皆さまいつもお世話になっております。
総代方も連日有難うございます。
12時頃より法中ご着院 先ずは一服差し上げます。
本堂広間 お斎の様子 豆ご飯と味噌汁が特に好評でした。
法話 大島義男師 お待ち受けと法要後との二席
永代経法要のこの座に「世間のひまをかきて(他の用事をさしおいて)」参ることが、一人ひとりが永代経を勤めることなのです。このお経が勤まることに如何ほどの意味があるのか解らなくても、半信半疑であっても、真宗門徒が伝承してきたここに足を運び身を据えることこそ大切であると、蓮如上人は仰せられます。
私どもの一生涯は、朝夕にお内仏、毎年の永代経、報恩講にご本堂の阿弥陀様の御前に手を合わせることから始まるのです。毎日、毎年何処に向かって生きてゆくのか確かめずに生きる人生を、聖人は「空過(むなしくすぎるだけのもの)」といわれます。
人生の出発点であり目的地である場が、今この仏前に真宗門徒の歴史である永代経法要として開かれました。だから何をおいても、お参りせよといわれるのです。
私どもの人生にとって一番大切なものがここにあるのだからと。 (住職聴記)
「真宗宗歌」斉唱で開式された永代経法要は、
「恩徳讃」斉唱にて閉式となりました。
最後まで大勢の皆さまがお参りされました。まことに有難うございました。
平成29年度 永代経法要 5月23・24日
本年も永代経法要が滞りなく勤修されました。
式次第は昨年と同様で、
23日午後、中尊前にて「大無量壽経」読誦、
24日午前、永代経法名前にて「観無量寿経」読誦、
午後、中尊前にて「阿弥陀経」並びに正信偈同朋奉讃式の読誦、となります。
住職装束
23日 紅松皮色裳附(色衣)長春色五条袈裟
24日 黄菊色裳附 擬講五条袈裟 浅黄色黄大紋差貫(袴)
次第詳細及び内容説明は、下記(28年度永代経法要ページ)をご参照ください。
23日午後1時 「大無量壽経」読誦 中尊前法要
24日午前11時 永代経法名前「観無量寿経」読誦と説明(住職)
午後1時 法要前のお待ち受け法話(大島師) 法要の説明(副住職)
法要勤行は、上掲の動画でご覧いただけます。
法要後ご法話 大島義男師
「薫習(くんじゅう)ということ」
ある経験は次の経験に影響する、次の経験として残ります(親の背をみて子は育つ)。
経験にはいつも繰り返される可能性が残ります(来店した客が去った後には、また来店する可能性が残る)。
現在の経験が未来の可能性として宿されていくのです。
一度切りの人生だが、一回では終わらず、次の代の可能性となり、また縁ある方々に経験の可能性として残っていくのです。
「どうせ死ぬ、たった一回限りの人生」ではありません。
「縁が熟す」時、その人の経験は消えても、周りの方々に経験する種子(しゅうじ)が残されており、我々の中に亡き人の経験が宿され生かされ、伝えられていくのです。
真宗の永代供養とは、亡き人の人生が一回では終わらず、我々がその人から宿された経験をするということで、人生の意味が残り蘇えることをいうのです。
その経験こそが「念仏申す身となる」ことなのではありませんか。(住職聴記)
法要とご法話の後、皆さん笑顔があふれています。
控室の法中も笑顔です(住職が反省せよと声明に注文を付けたにも拘らず)。和気藹々として群馬組はよい雰囲気です。
永代経準備
4月下旬、世話人の方々、ご案内の発送準備、ありがとうございました。
23日
坊守 活込み中(先ずは真の木) 総代さん 打敷きと華束を飾ります
豊岡さん 本堂幕も手慣れたもの お勝手方も始動
祖師前も荘厳されました
法名前も整います
24日
帳場の総代さん お勝手方大忙し
精進弁当完成
豆ご飯、しのだ巻(新じゃが、絹さや添え)、ゴマ豆腐、ほうれん草胡麻和え、紅白なます、漬物、水羊羹。昆布シイタケだし、揚げネギ豆腐の味噌汁。
坊守も割烹着を着替えて、総代さんお勝手方と。
皆さま、本年も誠にありがとうございました。
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