報恩講29年度12.1更新
十一月上旬 ご門徒への案内状の発送
十一月二十二日 本堂掃除とお荘厳の様子
お掛け軸は右余間に 仏花は「御絵伝」を隠さぬように
中尊前は四対の華束を飾り付け 報恩講のみ五色の幕が掛かります
お荘厳完成
中尊前は報恩講のみ五具足 右余間「親鸞聖人御絵伝」掛軸
二十三日 逮夜法要
ご法話 正蓮寺住職 石田豊文師
「お荘厳の意味」 お荘厳はお浄土表わしている。それは毎年脈々と受け継がれ飾られる。変わる事無く営まれるのことの大切さ、そこに身を運べば歴史を築いてきた方々に遇え、自らもそれを担うお役に立っているのである。私達が今仏さまを荘厳(お飾り)しているのだ、との講話を頂きました。
逮夜法要次第
正信偈真四句目下 念佛讃淘五
「五十六億七千万」次第六首 返し五遍 回向 我施彼尊
鐘役 次男 心至(みのり)
平成29年報恩講逮夜法要(音声付)
お逮夜は五人詰の法要でした。
本年は「御伝鈔」上巻を副住職が拝読しました。
二十四日 御満座法要
二十四日は、朝からお勝手方の始動となりました。
お蔭さまで、今年も綺麗に精進弁当が完成しました。
のっぺ汁 しのだ巻 里芋いんげん焚合せ ごま豆腐
ほうれん草胡麻和え 紅白なます 白菜漬け ゆかりご飯
ご同行の会話も弾みます。遠方からのご参詣ありがとうございます。
お手伝いの皆さま、誠に有難うございました。
ご法話 大島義男先生
何百年も型通り受け継がれてきた勤行が、眼前にある事の尊さを今痛感しています。お寺さんの中でもお勤めが簡略化されつつある現代にあって、他ではなかなか拝読されない「式文」など本元寺様の御満座法要は真宗本来の高らかなお勤めです。八百年の歴史の中にこの様に身を置く時、私一人の人生を越えて阿弥陀のいのちが息づく事が実感されます。阿弥陀のいのちに出逢る場が、この報恩講のご本堂なのです。
伽陀四章 登高座 式文拝読
添勤め 文類正信偈 草四句目下 念佛和讃淘五
「三朝浄土の大師等」次第三首 回向 願以此功徳
「御俗姓」拝読 大泉寺副住職 最後まで聴聞される御同行
報恩講のお飾りは年一度の特別なものです
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