平成29年春彼岸

平成29年春彼岸
2017-04-12 21:00:24

 

 お彼岸の入り 永代供養墓前の勤行
既に皆さんのお参りが盛んに始まっていました。

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 彼岸前日  本堂、玄関幕は豊岡さん親子のお手伝いで上手に張られました。

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  中尊前、祖師前の彼岸用打ち敷きも整いました。

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勤行の後、先ず住職が「浄土往生」について、1.平安時代では臨終往生(臨終時の姿が往生をきめる)を重視していたが、聖人は平生業生(毎日の信心、念仏の生活が往生をきめる)と説かれた事、2.東西本願寺では少し受け取り方に違いがあることをお話しいたしました。お西では浄土往生を命終の後とするのに対して、お東ではそれを「現生正定聚」として考えている事、つまり今生からすでに、その歩みが「念仏申す身となる」ということで始まっているとするということをです。

続いて感話は藤井さんにお願いいたしました。
心臓カテーテルの手術をされたお話から、「安養の浄土は恋しからず」という聖人のお言葉をかみしめられたそうです。また世間ではしきりと天国という言葉を耳にするが、門徒のご自身としては馴染めない、なぜお浄土と云われないのだろうかとそのご信心を述べられておられました。

その後の茶話会には来客のため、住職は同席できず他の皆さんのお話が伺えず残念でした。それでもお彼岸の有意義なひと時でした。

 

 

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