平成31年4月 同朋会4.23
4月21日 午後2時 同朋の会
正信偈 念佛讃淘三「弥陀成仏のこのかたは」次第六首 回向 願以此功徳
真宗宗歌 衆会の歌に続き定例のお勤めです。
お文 五の一「末代無知の」拝読の後 住職法話
「令和」の元号について漢字の成立ちや仏教的観点からお話しました。
元号は天皇の御代の暦 西暦はキリスト教的暦 仏教の暦では今年は「末法1478年」です。
仏の教えが人々の心から薄れ五濁の世の闇が深まったこの時に、「祈り」を象った「令」は、祈る人々とその祈る人の上に届く仏からの祈りと教えを表しているように思われます。
仏の祈りは、「一切衆生を救わん」皆共に助かる道を示します。それは「和を以て貴しとす」と云われた聖徳太子様の教えに通じます。皆一緒に助かる道それが「和」の祈りでしょう。
春の穏やかな梅の香薫る良い時ばかりではないかもしれない人の世ですが、仏を祈り、仏より祈られていることを忘れず、皆ともに新しい時代と人の世を築いてゆきましょう。
「令和」は、濁世に仏教の教えを勧めているかのような元号です。
恩徳讃斉唱の後、下広間でカレンダーの解説を読み合わせ、そして茶話会となりました。
五月は同朋の会はお休みですが、24日永代経法要があります。
皆様お誘いあわせてどうぞお参りください。