東本願寺能

東本願寺能(御遠忌記念)
2016-05-25 17:59:35

宗祖750回御遠忌記念行事として金剛流のお能が本山白書院の能舞台で上演されました。
演目は「鞍馬天狗」。幼気な牛若丸と厳かな天狗の舞は、お能に疎い私にも感銘深いものがありました。伝統文化の奥深さでしょうか。
天狗物の能作品のうち、唯一、人に幸いをもたらす天狗が登場します。天狗を「白頭(しろがしら)」として演ずることは、能の世界では位が重くなるとのことです。
脇役ながら、装束姿の子方たちの覚束ない所作が、観客の微笑を誘っていました。なお、時節柄、春の野遊びを扱った大蔵流狂言「土筆」も演じられました。

北門(通常は閉門)から入る住職

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運転手兼カメラマンの総代さんと

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