平成28年度春彼岸法要
春彼岸が始まりました。住職は、十九日夕刻に、倶会一処墓をお参りさせていただきました。
すでに、ほとんどのお墓にお花が荘厳され、ご門徒の熱心さを感じました。
お中日過ぎには、もっと賑やかになっているだろう、と思いつつ勤行いたしておりました。
春彼岸お中日
お経(勤行)の解説にある本山書状を拝読中
勤行の次第は、通常の同朋の会と同じです。
本元寺ホームページ作成に悪戦苦闘して一か月。ご門徒、世間と自分との宗教観や価値観の隔たりを、改めて痛感したこと、そして其れは大切な学びであること、また責任ある文章をかくには学び直さなければ出来ないことなど、この間気付かされたことをお話しました。
ご門徒の藤井氏が、上毛書道記念展に出品された刻字作品を、寄贈くださいました。皆さまにご覧いただけるよう、正面玄関に飾らせていただきました。
題材は「教行信証化身土末より」ですので、お経のページにて後程解説させていただきます。
「慶哉樹心弘誓仏地流念難思法海深知如来矜哀良仰師教恩厚慶喜弥至至孝弥重」
「慶ばしいかな、心を弘誓の仏地に樹(た)て、念を難思の法海に流す。深く如来の矜哀(こうあい)を知りて、良(まこと)に師教の恩厚を仰ぐ。慶喜いよいよ至り、至孝いよいよ重し。」