涅槃会2.17
2月17日午後2時 涅槃会
真宗宗歌 正信偈 淘三「弥陀成仏のこのかたは」次第六首回向
定例の勤行で始まりました 。
御文二ノ四 は蓮如上人六十歳「二月十五日夜燈のもと、老眼を拭い筆を染め畢んぬ」
の奥書により涅槃会に拝読されます 。
住職が御文の説明の後、高井総代に感話をお願いしました 。
子供達が独立し生活が別々になり、この先のことがいろいろ気掛かりになってきた。
健康や衣食住の事もさる事ながら、この様にお寺にお参りして手を合わせる事の大切さを伝えて来なかったのではないかと。教育も生活力も相応にある彼等だが、親や先祖、先人達のご苦労に思いを致し、慮る智慧すなはち仏法の大切さに気付いていない。
大島先生のお話で、この様な末法濁世をつくったのは私ども一人ひとりの責任であると言われてはっと思った。この現実の中で、迷い悩みながら生きてゆく、仏法を聴聞し続けてゆくことが、自分の終活ではないかと。
時機相応のお話をいただきました。
その後お一人ずつお涅槃像にお参りいただきました。
2月法語カレンダー解説は総代佐橋氏に読んでいただきました。
今年のお涅槃団子は例年と違ったのですが、大変美味しいと好評でした。
住職は、藤井氏がかつて行かれた真宗他派のご本山のアルバムをお持ち頂き、興味深く拝見いたしました。
皆様来月彼岸会もお待ち致しております。