平成28年秋彼岸
秋彼岸法要
2016-10-15 13:01:30
秋彼岸前日、台風接近する中、恒例の玄関幕と本堂幕を、豊岡さんがご子息と丁寧に張ってくださいました
中尊前と祖師前に、お彼岸用の内陣打ち敷きを掛けます。
お彼岸のお参りは、真宗宗歌「深きみ法にあいまつる・・」で始まります。 正信偈 念佛讃淘三「弥陀成仏のこのかたは」次第六首 回向 願以此功徳
近頃、とみに寄る年波を感ずる住職は、お文四の四を拝読しました。
「それ、秋もさり春もさりて、年月をおくること、昨日もすぎ今日もすぐ。いつのまにかは年老のつもるらんともおぼえず、しらざりき。・・・
ただいたずらにあかし、いたずらにくらして、老いのしらがとなりはてぬる身のありさまこそかなしけれ。・・・」
身につまされる蓮如上人のお言葉です。皆さまも、是非、ご一読ください。
感話は総代の佐橋さんにお願いいたしました。
お文への共感からか、高崎山車祭りにおいて、昔なら何でもないところで転ばれ怪我をされ、衰えを感じられたこと、さらに、時代が変わり、世代間のやり取りがうまくいかずに苦労されたことなども、しみじみと話されました。
茶話会で藤井さんのお話に耳を傾ける(左から)、岡村さん、住職、佐橋さん。